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実働部隊に加わったある日本人男性の告白…私は中国人ピッキング窃盗団の一員でした/第1回
<編集部より>
 巷で話題のニュースや現象を過去の裏モノJAPANで読み解く裏モノNEWS。今回のテーマは、窃盗団でお送りします。

 強盗や殺人など、異常ともいえる犯罪率の増加に誰もが不安を抱いているが、中でも、我々に身近で怖いのが窃盗団だろう。特に中国からの犯罪集団は恐れ知らずで犯行を繰り返し、今やピッキングという言葉も広く庶民にまで広がっている。今回は、彼らに手を貸し、最後は逮捕された、とある日本人の話である――。


裏モノNEWS特別連載
実働部隊に加わったある日本人男性の告白
私は中国人ピッキング窃盗団の一員でした


鎌田博次 38才 仮名

第1回

 もはや報道されることも少なくなったが、中国人窃盗団によるピッキング事件が未だ後を絶たない。
 現金はもちろん、通帳、貴金属など金目のものを根こそぎ奪取し、いざとなれば刃物片手に容赦なく相手に襲いかかる凶悪手口。最近では被害が地方にも拡大、ますます深刻な状況になっている。
 ちなみに、ピッキングとは専用の金属棒2本を使った解錠術で、技術を持った人間にかかれば、作業は1分とかからない。

 本稿に登場する鎌田博次氏(仮名・38才)は、日本人でありながら、1年半もの間、中国人窃盗団とともにピッキングを繰り返してきた人物だ。運転手や見張りなど、下っ端として参加することはあっても、窃盗実行部隊として日本人が中国人とタッグを組んだケースは極めて珍しい。

 中国人と共に犯行を繰り返し、ついには最悪の結末を迎えた1人の日本人の体験を紹介しよう。
(編集部)


上野で待っていたのは
学生風の3人の中国人


『カギ開け』には昔から興味があった。専門誌で錠前の仕組みを学び、ピッキング道具を購入。近所のカギ屋から使わなくなった錠前を分けてもらい、自宅でせっせとカギを開けた。もちろん、人様の家に侵入するためじゃない。パズルを解く楽しみのようなものだ。

 そうして培った技術を仕事に役立てようと、都内にホームセキュリティの会社を起こしたのが5年前のこと。金持ち風の家に飛び込みで営業をかけ、40万円程度の防犯システムを売った。

「奥さん、玄関のカギをこうして閉めたとしますよね。ちょっと見ててください」

 目の前で、得意のピッキングを使いカギを開ければ、ほとんどの相手が驚き恐怖する。折りしも時代はピッキング窃盗が大流行し始めたころ。売上は想像以上の滑り出しを見せた。

 自宅近所のフリー雀荘で知り合った自営業者、松山に相談を持ちかけられたのは、02年暮れのことだ。

「嫁の親戚がさ、セキュリティ設備について色々聞きたいって言ってんだよ。カマタ君の会社、ソッチ関連だろ。謝礼も払うって言ってるし頼むよ」

 確か彼の奥さんは、韓国エステで働く中国人女性だったはずだ。ことばが通じるなら、特に断わる理由はない。

 1週間後。待ち合わせ場所の上野のカラオケボックスの前で、3人の若い男が待っていた。

「カマタサン、初メマシテ。ヨロシクオ願イシマス」

 1人が、流暢な日本語で話しかけてきた。ワン、22才。松山の嫁の親戚らしい。
 彼の横で笑顔を見せるワンと同い歳ぐらいの金髪がチェン、細めの長身がソウ。3人ともパッと見は学生風である。

「普通ノオ家ニアル、セキュリティシステムニツイテ、教エテクダサイ、例エバ…」

 ワンの質問は、明らかに不自然だった。

 セキュリティシステムをかいくぐるには、電源を切るだけでよいのか、センサーの取り付け場所はどこで、その対処法はどうか。全てが『侵入する側』から見た質問である。

「とりあえず、セコムなんかのステッカーが貼ってある場所は、避けたほうがいいかもね」

 不審がりながらも、丁寧に教えてやった。この時点では、よもや、彼らの目的が『窃盗』にあったとまでは想像もしていない。

第2回へ続く(4月17日22時公開)



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