FC2ブログ
裏モノJAPAN公式ブログ











月刊誌『裏モノJAPAN』(鉄人社刊)の公式ブログです。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
轢き逃げしちまった!/第2回
<編集部より>
 巷で話題のニュースや現象を過去の裏モノJAPANで読み解く裏モノNEWS。今回のテーマは、2001年7月号・特集『絶体絶命からの脱出』より轢き逃げでお送りします。


裏モノNEWS特別連載
特集『絶体絶命からの脱出』より
轢き逃げしちまった!


取材+文 編集部

第2回 第1回はコチラから

フロント左方で
何かが跳ねた…


 河原から逃げた2人は、街中へと車を走らせる。

「普通は運転を交代するトコなんでしょうけど、先輩もビビリまくっちゃってて。だから危険を承知でオレがコロがしていたんです。けど、実はそのとき車そのものがヤバイことになっていまして」

 対向車の運転手の視線に気付き、外へ出た中原は腰を抜かす。フロントバンパーが大きくよじれ、右側へ30~40センチほど突き出していたのだ。
 この車はたった今、事故を起こしたばかりです。そう宣伝しながら走っているようなもの。

「そしたら先輩がまたビビっちゃって。『バカ丸出しじゃねーか。警察が来たらどうすんだ!』って、わめき始めたんすよ。そんなのオレに聞かれても困るっつの」

 深呼吸で息を整え、車を発進させる中原。が、相当、気が動転してたのだろう。信号は赤のままだった。しかも、その矢先、右方向から突然パトカーが現れた。

 咄嗟に身をかがめる2人をパトカーが徐行していく。助手席に座る警官が彼らの代車を繁々と眺めているのがわかった。

「あっ、こりゃ絶対にパクられるな、って覚悟しましたよ。そうなりゃ、オレの経歴から言って間違いなく鑑別所行き。もう口から飛び出るほど心臓がバクバクですよ。けど、警察はそのまま左へ走り抜けてって。信号が青に変わった瞬間、猛ダッシュしましたよ」

 彼は50メートル先の交差点を右に曲がり、住宅街のど真ん中を目指した。近所には別の先輩の家があり、事故車を一時匿おうと考えたのだ。

「その前に、ともかく杉原に事情を話そうと、携帯を取り出したんですよ。その瞬間でした」

『ドンッ!!』

 ケータイを握り締めながら彼は、鈍い音と共に、フロント左方で何かが跳ねるのを見た。


第3回へ続く(4月23日17時公開)



裏モノ携帯サイトで公開中→★秘蔵のエロ写メ★を見るには、メルマガ登録をお願いしております。方法は、件名に裏モノメルマガ登録希望と記載して、★コチラ★まで空メールを送るだけ(※無料です)。後日、パスワードをメルマガで発行いたします。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。