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私はハタチの闇金ギャル店長/最終回
<編集部より>
 巷で話題のニュースや現象を過去の裏モノJAPANで読み解く裏モノNEWS。今回のテーマは、ヤミ金を運営するギャル店長です※第1回はコチラからです。


裏モノNEWS特別連載
マジでチョー返してほしいんだけど!
私はハタチの闇金ギャル店長


水口早紀 仮名 20才

最終回

ボロアパートの一室で
チンピラ5人に囲まれて


「これからは実質、店長としてやってもらうから」

 平成14年1月、オーナーが新たに44才の男性スタッフを私の部下に雇い入れた。人手が足りぬほど、店の利益は順調に伸びている。が、それに比例するようにトラブルも増えていた。
 イタズラ電話、事務所への投石。いずれも大事には至らないが、時にマジで身の危険を感じることもある。

 25才の自称フリーターに貸したわずか2万円が返済期限を過ぎても戻ってこない。さっそく自宅アパートに督促に行ったら、なぜか部屋にいかつい男が5人。自称フリーターは、実はヤクザの下っ端だった。

 気付いたときには、部屋で正座させられていた。

「これ、どういう状況かわかってるよね?」
「え、えぇ。まぁ…」
「オレ、金なんか借りた?」

 そう来たか。脅してチャラにしようってワケ? だったらハッキリ言ってやろうじゃないの。

「3万です」
「フザけんな! 2万だろ!」

 バカで~。自分で2万借りたって白状してんじゃん。しかも、利息のこと忘れてるし。なんて余裕かましてる場合じゃないっつーの。誰か、マジ助けて。

 もはやレイプされてもおかしくない状況の中、偶然にも彼らの兄貴分とやらがやってきた。いい人だった。事情を聞くと、さっと財布の中から万札を取り出し、
「ごめんな。オレが立て替えておくから」
 あ、あの2万じゃなくて3万なんです…とは、とても言えません。

 事務所に戻って一息つくと、今度は中学時代の親友から連絡が入った。親がヤミ金に手を出し、困っているらしい。

 とにかく電話じゃ話しにならないからと、事務所に呼び出した。

「うぅぅぅ、私、本当にどうしたらいいの? ソープランドとかに売られちゃうの?」
「まぁまぁ。とりあえず手っ取り早い方法は、住民票をそのままに引っ越すことかな」
「住民票? 引っ越す?」
「元金だけでも返しているなら、弁護士に相談するのが手っ取り早いかも」
「はぁ」

 スラスラと言葉が出てくる私を呆然とした目で見つめる友達。な、なによ。

「ありがとう」
「ううん、気が楽になった?」
「うん。相談に乗ってくれて本当にありがと~。今度、マックおごるから」

 …マック。その言葉を聴いた途端、なぜか軽いショックが走った。2年前まで彼女と私は何も変わらない高校生だったのに、今ではヤミ金の相談を受けてる私っていったい…。

 もう普通のハタチには戻れない。半ばあきらめ気分で、今日も取り立てにでかける私だ。

終了



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