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坊主丸儲けとは、よく言ったもんだ 平成の裏仕事師『インスタント僧侶』/第3回
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<編集部より>
 巷で話題のニュースや現象を過去の裏モノJAPANで読み解く裏モノNEWS。今回のテーマは、平成の裏仕事師よりインスタント僧侶のお話です。

 転職が盛んなご時世。ちょっとした金さえ積めば、坊主にもなれるって寸法で、主人公も50万で買った正式な僧侶の資格を使い、世にも奇妙な僧侶派遣業なる仕事を開業、荒稼ぎしております。アイデア一つで金は稼げるもの。社会勉強にお一つご覧ください――。※第1回はコチラから


裏モノNEWS特別連載
坊主丸儲けとは、よく言ったもんだ
平成の裏仕事師『インスタント僧侶』


松川惟一 仮名 42才

第3回

ハッタリを利かせて
意味ありげに振舞えば…



 僧侶の作法については、さすがに勉強しましたよ。死んだ直後に読む“枕経”に始まって、通夜に葬式、告別式。場合によっては出棺勤行や火葬場でお経をあげることもありますから。
 宗派別のマニュアル本を読んで、お経はカセットテープ。浄土真宗はもちろん、浄土宗、真言宗、日蓮宗、天台宗、曹洞宗までカバーできるように練習しました。

 ただ、ぶっちゃけた話、葬式の作法なんて誰も知らないんですよ。物の本によると、真宗は線香をあげるとき立てないで横に置くとか、清めの塩を使わないとか書いてあるけど、そんなの聞いたことがないでしょ。線香はどこでも立てて挿すし、葬式から帰れば塩をまくのが普通じゃないですか。

 結局、坊さんがもっともらしく式を執り行えばOKなんです。それがわかれば誰だって2週間も練習すりゃ葬式を挙げられますよ。

 最初の依頼は広告を出して1週間目に入りました。幸い、私がいちばん初めに練習した“南無法蓮華経”の日蓮宗だったから、これは受けられるな、と。

 親族が40人ぐらいの小規模な葬式でしたね。亡くなったのは86才のおばあちゃんで、老衰だったんですよ。
 悲しむってより、大往生をお祝いするような和やかな雰囲気だったんですが、なんせ初体験でしょ。そりゃ緊張しましたよ。

 でも、座って15分もしたら、「あ、こんなもんか」って落ち着いてきましたね。お経は練習してたし、大きな平仮名で書いてある経典見ながらだから失敗の心配もない。それに少しぐらい節がおかしくなっても、堂々と振舞えば問題ないって自分に言い聞かせてましたから。

 そう、とにかく堂々としてりゃ、たいていのことはOKなんですよ、坊主は。お経や法話は二の次。ハッタリ利かせて、いかにも意味ありげに立ち振る舞ってさえいれば、客はそんなもんかって納得しちゃいますから。
 だからめったなことじゃ動かないように心がけているんですが、ただ、始めた当初は若い人の葬式がイヤでね。

 今でも覚えているのは、12才の男の子の葬式に呼ばれたときです。家族は泣き崩れるわ、クラスメイトはわんわん泣くわで、さすがに『オレ、金儲けのために坊主なんかやっててバチ当たるんじゃねぇか』なんて後ろめたい気分になりましたよ。ビジネスって言いながらも、どっか割り切れない部分がありましたから。

 でも、そんな気持ちはあっという間になくなりました。他の坊さんたちと付き合いが出てきて改めて知ったんですが、なんせ、とんでもない連中ばっかですもん。愛人なんて当たり前で、飲む打つ買うのことしか考えてない。誰が死んだって、心は一つも入ってませんよ。



第4回へ続く(6月24日公開)


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