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悪徳ライブイベンター/第1回 裏モノJAPAN2001年8月号『平成の裏仕事師』より
<編集部より>
 巷で話題のニュースや現象を過去の裏モノJAPANで読み解く裏モノNEWS。今回のテーマは、平成の裏仕事師より悪徳ライブイベンターをお送りします。

 今も昔も、ミュージシャンは若者にとって憧れの職業。夢を追う者は後を絶たないが、そんな若い連中に巧みに声をかけ、高額料金でインチキイベントに立たせる、裏仕事師の登場です。いかにして金を吸い上げるのか。世にも珍しい現代の錬金術!!



裏モノNEWS特別連載
ヤツら、夢のステージに立てるなら金は出しますよ
平成の裏仕事師『悪徳ライブイベンター』


小西克美 仮名 27才
interviewer 佐藤正喜(編集部)

 今も昔も、ミュージシャンに憧れる若者は数限りない。
 明日はGLAYかスピッツか。見果てぬ夢を抱いてギターをかき鳴らす彼らだが、言わずもがなプロとして成功するのはほんの一握り。ほとんどすべてがアマチュアのまま姿を消していく。
 それでも彼らは歌い続ける。いつの日か5万の聴衆を前に演奏する自分たちの姿を思い描いて。

 そんな若者の野心を巧みに利用し、金を搾り取る男がいる。小西克美(仮名)27才。自らも元バンドマンだったという彼が考え出した、あまりに楽チンで、あまりに儲かる商売とは?

第1回
アマチュアバンドは
イベントに出演したがる


●聞き慣れない仕事なんで、まず内容をかいつまんで話してほしいんだけど。
○簡単に言うと、ライブイベントを主催して、その参加バンドから金をせしめるってことです。
●バンドから? 客からじゃなくて?
○ええ。アマチュアバンドのライブって、彼らが自分たちの金払って会場借りてるのは知ってます?
●いや、よくわかんない。
○そうですか。じゃあ、基本的なとこからいきますね。普通、素人のバンドマン君たちってライブやるときは「通常ブッキング」ってのをやってるんです。オーディションテープをライブハウスに持っていって、じゃあ、いついつにライブやってもいいよとOKが出ると。
●うんうん。
○でも、それはもちろんタダじゃなくて、ライブハウス側がバンドにノルマを課すんですね。たとえば2千円のチケット30枚さばいてくれといった具合に。
●その6万円がライブハウスの収入になると。
○はい。ノルマ以上売ればギャラもらえたりもするんですけど、まぁだいたい売れ残るから、足りない分は自前で払うわけです。
●小遣い出し合って。
○だいたい同じ日に3バンドは出ますから、1バンド6万円だとしてライブハウスは18万の儲けですね。
●なるほどね。よくバンドやってる友達にチケット買ってくれって言われるのは…。
○あれはノルマをこなしてるんです。音楽を聴いて欲しいわけじゃなくて、自分たちが懐痛めないで会場借りたいだけですから。
●ふーん、でもそれだったら、オーディションなんかしないで、どんどん貸してやったほうがライブハウスは儲かるよね。
○そのとおり。だからオーディションってのはカタチだけで、よっぽどのことがない限りどんなバンドでもOKなんですよ。
●ライブなんてのは、金さえ払えば誰でもできるってことだ。
○で、これだけなら僕が入り込む余地はないんです。バンドとライブハウスが直接契約してるわけだから。そこで考えついたのが、イベントを主催してバンドを集めるという方法でして。
●それがなんで金になるわけ?
○単純に言うと、僕がライブハウスを借りて、バンドにそれぞれノルマを与えるという仕組みですね。20万で会場を押さえて、バンドに30万のノルマを課せば10万儲かるじゃないですか。要は、ライブハウスとバンドの間に入るブローカーみたいなもんです。
●ちょっと待って。それなら、バンドにしてみれば通常ブッキングでライブやった方がいいんじゃないの? 小西君のイベントに出れば、会場代以上のノルマがあるんでしょ。
○そこなんですよ。なんでヤツらが僕のイベントに参加するのか。
●うん、なんでよ。
○まず、イベントだから色んなバンドが集まるわけで、1バンドあたりのノルマがそんなに高くないというのが1つ。
●ボラれていることになかなか気付かない、と。
○そうです。あと、これは凄く感覚的な話になるんですけど、連中はイベントって言葉に弱いんです。
●ほう。
○あの、通常ブッキングってのは学園祭の発表会みたいなもんなんですよ。少ない客に自分のマスターベーション見せつけるわけですよね、要は。
●イベントは違うんだ?
○違いますね。まず普通のイベントっていうのは、イベント会社が主催してるんです。ちゃんとコンセプトが決まってて、それなりのゲストを呼んだりしてるから、そこそこ集客も見込めるんですね。だから出演したいと言っても実力がなければムリなんです。
●つまりイベントに出演することイコール実力バンドみたいなイメージがバンド界にはあるわけだ。
○ええ。しかもイベントだと、知らないお客さんや業界関係者が来てるかもしれないってんで張り切るわけですよ。
●ふーん、そういうもんなんだ。でも、小西君のイベントは、そんなしっかりしたものじゃないでしょ。
○だから、そこでちょっとしたコツがいるんですけど、それは後で話しますね。


第2回へ続く(7月4日公開)


※当記事は裏モノJAPAN2001年8月号に掲載されております。バックナンバーをお求めの方は下記リンクよりご購入ください。
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