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私の『1人出張ホスト』体験記/最終回
<編集部より>
 巷で話題のニュースや現象を過去の裏モノJAPANで読み解く裏モノNEWS。今回のテーマは、出張ホストをお送りします。

 お小遣いをくれる女性を紹介するといい、数十万円の保証金をダマしとる――。数年前に爆発的に流行った出張ホスト詐欺に引っかかった男が、苦労の末、自ら開業するまでに至った涙ながらのお話、ご覧ください。


裏モノNEWS特別連載
ダマされ続けた男がようやく掴んだ、ささやかな成功
私の『1人出張ホスト』体験記


岩城聖史 34才 仮名 関西在住の会社員

最終回


母親に頼まれ
脳性マヒの娘と


 チラシ配布が3万枚を超えた辺りから、2週間に1~2度コールが鳴り始め、04年に入ってからは少なくとも月1で実技に漕ぎ付けるようになりました。

 成功の秘訣は…よくわかりません。ただただ、無心にチラシを配った結果でしょう。

 もちろん中にはリピーターもおり、その大半は30代前半の主婦です。歯型がつくほど背中を噛まれるのが好きな香田さん。夫の浮気にムシャクシャし、首を絞めながらハメるのが好きな若妻キョウコさん。結婚してから20年、マゾ体質を夫に打ち明けられず、悶々としてきた43才の美弥さんには、一泊旅行のお相手まで頼まれました。


 収入としてコンスタントに月5万は稼ぐようになった昨年春、1人の女性から電話がかかってきました。
 声の主は、50代前半と思しき熟女。妙な違和感を覚えたのは、いきなり自宅へ呼びつけられたことです。なぜラブホじゃないのか。見知らぬ男を家に上げて怖くないのか。場所は、数週間前にチラシを配布した中崎町のマンションでした。

 少し警戒しながらインターフォン鳴らすと、玄関に年増の女性が顔を出しました。

「わざわざすいません。どうぞ、中へ」

 招かれるままに靴を脱ぐと、リビングの入り口に車椅子が。もしかして…。

「あのぅ、言い出しにくいんですが、娘をお願いしたんです」
「は、はい?」
「実は娘には障害がありまして…。一緒にお風呂に入ってやったり、その…そういったサービスもしていただけないでしょうか?」

 消え入りそうな声でことばをつなげた後、母親くしゃくしゃになったチラシを私に差し出しました。

「娘が大事そうに持ってたんです。今年で28才になるのですが、そういう経験がないようで」
「……」

 障害者に性感マッサージなど施してよいものか。でも、母親にしても娘にしても相当な覚悟で依頼してきたのは違いありません。クシャクシャになったチラシが何よりそれを物語っています。

 意を決して娘さんの部屋に入ると、脳性マヒで手足が少しねじれているものの、岩崎恭子似の無垢な笑顔が座っていました。

 まずは、彼女をリラックスさせるべく、ジックリ時間をかけて話をしました。よく見るテレビ、好きなタレント等々。彼女もまた、ことばは不明瞭ながら、懸命に応えてくれます。

「ほんまに僕でええのかな?」

 笑顔がさらに増したところで尋ねると、彼女は頬を赤らめてコクリと頷きました。
 お姫様抱っこで風呂へ連れ、湯をかけあったり、軽くキスをしたり。とにかく緊張を解くように努め、ベッドでは、軽い前戯からつつがなく行為を終えました。

「あぎがとぉう…」

 料金は、2時間で1万円。お金をもらって帰るときの彼女の悲しい笑顔を今でも忘れられません。依頼はそれっきりでした。

     ★

 現在、ネット上には以前にも増して出張ホスト業者がごろごろ広告を掲載しております。

 しかし、これだけは自信を持っていえます。ヒマを持て余した美女が金を出すなんてことは、ほぼ100%ありえません。出張ホストは、どんな女性でも相手をする覚悟を持った私のような物好きでなければ、とても務まらないことをお忘れ無きように。

終了


※当記事は裏モノJAPAN2006年3月号に掲載されております。バックナンバーをお求めの方は下記リンクよりご購入ください。
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